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電子書籍は生き残るか

電子書籍を取り扱うサービスは国内で多数存在していますが、現在の主流はアマゾンでしょうか。 これまで数多くの電子書籍サービスがありましたが、大手であってもサービスが終了するケースがあります。例えば2019年にはマイクロソフトも電子書籍サービスの撤退を発表しました。 電子書籍サービスを利用する際、一体何を購入しているのでしょうか。ほとんどの場合、購入するのは書籍データへの「アクセス権」です。これは自分の所有物ではなく、サービスが終了すればアクセスもできなくなります。 PDFやePub形式のデータ販売を行っているサービスも一部存在します。 電子書籍の個人出版が可能になったことにより、版権切れの書籍が復刊されたり、新たに翻訳されたりするなどの利点もあります。 そのため電子書籍の利点は省スペース化以外にもあると思われますが、サービス終了によってアクセス権が失われるという点はまだ課題です。 ここ数年で、KDPはペーパーバック化にも対応し、物理的に所有できるようになりました。しかし、サービス終了後のバックアップについても考える必要があります。